門型工作機械の移動

門型マシニング移設工事

従来からお取引のある機械加工業のお客様より、門型マシニングセンターの新規導入に伴う既存設備の移設のご相談を頂きました。

マシニングセンタとは、工具の自動交換が可能なオートツールチェンジャーを有したCNC（コンピュータ数値制御）によって穴あけやフライス削りなどの加工を行う機械のことです。
中でも門型マシニングセンタは切削工具を回転させる主軸がマシニングセンタの正面から見て門の形に設置されているのが特徴です。
門型マシニングセンターは、ワークを設置するテーブルの長さに制限がないため、大型の部品加工が可能である反面、設備が大がかりになり設置や移設に多くの工数がかかってしまいます。

門型マシニングセンターは大型な設備であるため、移設に伴って工場のレイアウトを変更する必要がございます。平日は工場を稼働させているため、短納期で移設工事を完了させる必要がございました。

メーカー：オークマ　
型式：MCR-BⅡ
寸法：テーブル　2000mmＸ5000mm
重量：20トン

門型マシニング移設工事

当社にて、現場を確認させていただき、移設のご提案から、施工まで一気通貫でご提案をさせて頂きました。

短納期での施工を希望されていたため、通常はばらして搬送を行うコラムとクロスレールを組んだままの移設をご提案させていただきました。

工作機械の導入実績、移設実績を豊富に行ってきたノウハウから機械への影響を最小限に抑えた搬送方法を実施いたしました。

結果として、通常であれば3週間程度かかる移設工事を、2.5週間で完了させることが出来ました。

移設後の加工精度も問題ないとご満足いただいております。

マシニングセンターの納入・移設工事の実績を豊富に持つ当社であれば、
メーカーごとの解体・組み上げのクセ等も把握しておりますので、お客様でご使用されているマシニングセンタと、
移設工事のポイントから最適なご提案を実施することが可能です。

本事例のように、門型マシニングセンター等の大型設備の新規導入・移設工事でお困りごとをお抱えのお客様はおられませんでしょうか。

当社であればお客様の工場、設備にあわせた最適なご提案により付加価値の高い施工が可能です。

お困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、ぜひ当社にお声かけください。