SERVICE
ユーティリティ設備

クーリングタワー

クーリングタワー|工場工事 修理・メンテナンス 請負センター

概要・特徴

クーリングタワーとは、空調や冷暖房設備内で使用されている冷却水を冷却するための設備です。空調や冷暖房設備内で使用された冷却水は温度が非常に高くなっており、再び冷却水として使用するには外気と接触させ温度を下げる必要があります。そのため、クーリングタワーは冷却水の循環利用の為に必要な装置になります。

注意すべきトラブルとその前兆

  • 通過風量の減少・エネルギー効率の低下
  • Vベルトの破裂
  • ファンの回転不良
クーリングタワーにおける注意すべきトラブルやその前兆は、主に上記の三点になります。クーリングタワーを長期間使用したことにより、充填材へ溜まった埃や藻の付着によって通過風量の減少が起こり、エネルギ効率の低下につながります。また、Vベルトの破裂やファン回転不良に加えて、インペラーにスケール等の結晶物、ゴミなどが付着して振動が発生したり、ベアリングの摩耗により異音や振動、固着が発生するなどの前兆があげられます。

トラブルが与える影響

  • 空調や冷凍機の機能低下
  • 冷却水を冷却できなくなる
  • 回転数の低下や軸受けの焼付けが起こる
上記のような前兆が見られるまま使用すると、クーリングタワーに様々な影響を及ぼします。通過風量の減少やエネルギー効率の低下を放置することで、循環利用する冷却水の温度を下げられなくなり、空調や冷却機の機能低下を招くことになります。また、機能低下によりファンが稼働停止すると、温度が上昇し冷却水を冷却することができません。さらに、軸受け部分のオイル漏れや破損によって回転体から異音や振動が発生し、回転数の低下や軸受の焼付けが起こる場合があります。

よくあるトラブルの対処法

  • ボールタップ、充填材の保守点検
  • Vベルトの点検
  • ベアリング、Vベルトの交換
これらのトラブルの発生原因は、主に定期的な保守点検よって解決されます。まず空調や冷凍機の機能低下が起こった際は、スケールや藻の付着を除去を実施します。Vベルトの破裂が起こった際には、ベルトの貼り具合やプーリの溝に錆が無いか注意し、Vベルトの交換を行います。また、ファンの回転不良については、回転不良や異音・振動の原因でもあるベアリングとVベルトの交換を行い対処しております。

ユーティリティ設備

お気軽にご相談ください。

工場工事 修理・メンテナンス 請負センターを運営する荻原物産はお客様の「困った」に対応するトータルサービスを提供しております。
「エンジニアリング商社」としてお客様にとって何が最善なのかを常に追求し、幅広い視野と様々な視点から、お客様が本当に望んでいるものが何なのかを理解し提案してきました。
長年培った我々の知識や経験がお客様のお役に立てれば幸いです。工場でお困り事がございましたら、お気軽にご相談ください。