従来から、お取引のある樹脂製品メーカー様から、制御盤の更新工事のご相談を頂きました。
制御盤は工場内の様々な設備に使用されており、工場の稼働にかかせない非常に重要な設備です。
設置場所の環境や使用状況によっては、制御盤内の機器の劣化が早くなりメーカー推奨の更新周期よりも早いタイミングでメンテナンスを実施される場合もございます。
今回は、年数の経過に伴う盤内の機器の老朽化から、更新をご検討されていました。
しかし、設置から年数が経過していることもあり、一部の機器はメーカーの生産が終了しており、
保守品の用意が難しく、故障時の保守メンテナンスも難しい状況でした。
【使用機器】
メーカー:富士電機 MICREX-F(PLC)
型式:MICREX-F
当社の技術者にて制御盤を確認させて頂いたところ、生産終了の機器の置換が難しく同様の押釦スイッチの仕様では更新が難しいと判断いたしました。
そのため、各押釦スイッチからキーエンス製のタッチパネルへの変更をご提案させていただきました。
押釦スイッチからタッチパネルに変更したことで、各押釦の補足説明の表示や、機種変更時の配置変えなどへも対応可能となります。
当初はシュナイダー等の別メーカーのタッチパネルも検討していたのですが、ユーザー様がキーエンス製のPLCを使用されていたため、
保守性を考えて、同メーカーのPLCにてプログラムを作成しております。
結果として、制御盤の保守メンテが可能となり操作性も向上したとお喜び頂いております。
製品のライフサイクルが短くなっている現在において、工場内の設備のラインナップや仕様の変更を行う頻度は高まっております。
当社であれば、お客様の制御盤の更新を行ってきた実績が豊富にございますので、
保守性以外にも、お客様に最適な付加価値提案を実施させていただきます。
工場内の制御盤の更新をご検討されているお客様がおられましたら、ぜひ当社にお声かけください。